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2009年06月05日

天城湯が島での思い出

何年か前のこと

井上靖さんの碑があるということで

湯が島小学校に行きました。

その碑に刻まれた詩は心に残るものでした。

「地球上で一番清らかな広場
 
 北に向かって整列すると、

 遠くに富士が見える。

 廻れ右すると天城が見える。

 富士は父、天城は母。

 父と母が見ている校庭で

 ボールを投げる。

 誰よりも高く、美しく、真直ぐに

 天まで届けと、ボールを投げる。

              井上 靖」

その小学校の校庭に何人かの生徒がいました。

aikoが声を掛けるまえに

子供たちから

「こんにちは~ようこそいらっしゃいました~」

「ゆっくりしていってください」

など、笑顔でいっぱい挨拶をしてくれました^^

井上靖さんの思いが子供たちに

しっかり根付いているのですね。


その日は清々しい一日となりました♪




  


Posted by aiko at 18:19Comments(3)心豊かになる

2009年06月03日

ツバメの巣に



毎年我が家の駐車場の壁に

ツバメが巣づくりをします。

ところが、去年のこと、

二つあったうちの一つが、雛ごと

壁から落ちてしまいました。

ぴーぴーと鳴く子ツバメを拾い

どうしていいものか、困りはてて

虫など捕まえて口に入れようとしますが

なかなかうまくできません。

そのうち、ついに死んでしまいました。

こんな辛く悲しいことはもうこりごり~

ということで、

今年、また二つの巣づくりがはじまりました。

そこで、落ちては大変と、

植物を植える鉢のようなものを購入し、

その下あたりの壁に木を貼り付け

そこから受け皿のようにくっつけました。

これで万が一巣と子ツバメが落ちたとしても

その中へなんとかうまく入ってくれるはずです~

命あるものをみすみす死なせるわけにはいきません。

どうか、今年は立派に育ってね~

今は巣作り真っ最中なので、

あまり刺激を与えないよう、

そぉっと見ているaikoであります♪  


Posted by aiko at 17:32Comments(14)日記

2009年06月02日

「手紙~愛する子供たちへ」




作詞 不詳 /作曲 樋口了一


年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのまま私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話すとき 同じ会話を何度も何度も繰り返しても

その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は

いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように

見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の

準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ出来なくなるかもしれない

足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったら

あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように

よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ 愛する子供たちへ


***************
この詩を読んだとき、涙が溢れました。

昨日ブログに書いた亡き父との思い出とダブり

ふっと、父に私の愛情は伝わっていたのかな、なんて

思いを巡らしました。

父からいっぱいの愛を当然のようにもらっていたaiko、

その何万ぶんの1でもお返しができてたらいいのですが・・・






  


Posted by aiko at 15:45Comments(12)心豊かになる

2009年06月01日

ホタルの思い出

修善寺の新井旅館へ両親と泊まった夜のことです。
父は半身が動かない状態でしたが、温泉に母とaikoが共に入り背中を流し、会話が弾んだこと、楽しい思い出です。
その夜のことです。
父が自力で起き窓の外をじっと見つめています。
母とaikoは父のそばに並び、暗い対岸を見ました。
すると3匹のホタルがゆらりゆらりと優雅に飛んでいます。
「久しぶりにみたな」と父の言葉。子供の頃に父にホタルを取ってもらった思い出が蘇りました。
その後父は他界しましたが、
ホタルの思い出は父の思い出とだぶり、温かい気持ちになります。  


Posted by aiko at 10:02Comments(6)心豊かになる